システム開発現場、特にオフショア開発での擦り合わせ
開発を外部に委託するときに設計書を開発側に発行する。
発行された設計書はどんなに完璧に作ったと思っても問題が存在する。
その問題を取り除くのは開発側である。
作る側の立場で設計書を見て初めて穴が見えてきて、
仕様説明会やQA票のやり取り、会議を通して穴を擦り合わせて潰していく。
言い換えれば、設計書の最後の仕上げを行っているのは開発側である。
これは私自身が過去に、設計側で仕事をしていて強く思ったことである。
設計書を発行した後に設計の問題が発覚するので、
設計書を数回に分けて開発側に発行する場合、設計側は大忙しとなる
なぜなら設計の問題に対する大量のQA票の処理と次回発行予定の設計作業を同時にこなさなくてはならなくなる。だいたいはこういう場合、QA票が後回しになり、さらに忙しくなってくるとこれぐらいの内容は、
QAを寄越さないで開発側で考えてくれと言ってします。
日本の優秀なソフトハウスは設計側がこのような態度でもなんとかしてしまう。
仕様の擦り合わせに止まらず、進め方の擦り合わせまで行うのである。
オフショア開発にこのようなやり方を持ち込むといい教訓を得ることができる。
この例で言えば、「一体、何を質問して何を質問しなくてはならないのか?」
このあいまいなところに境界を引くのは難しい。
とにかく質問を減らせという設計側の指示なのだから質問を減らす。
よって、問題があるまま開発が行われ、設計側にリリースした後に問題が噴出する。
設計側は問題があるならこちら側に報告してもらって解決して開発してもらわないと困ると激怒する。
これは極端な例かも知れないが、少なからずこういう面があり、ここで、
トップダウン的な文化圏とボトムアップ的な文化圏の違いを学ぶのである。
また、言語的な問題もあると思う。
外国語で書かれた設計書の問題を的確に見つけてそれを質問という形で設計側にお伺いすることができるのか?
私たちが英語の設計書を見て積極的に質問できるか。たぶん難しいと思う。
よって、質問票を介して設計書の問題を潰すやり方は機能せずに、
問題があるまま開発が行われ、設計側にリリースした後に問題が噴出する。
このような問題を経験すると設計側は設計書の強化を次のプロジェクトで行う。
それは一見正しいように思える。
果たしてそうだろうか。それはなにやら部分最適化的な問題解決に思える。
極端な例では、まるでプログラムのような設計書ができあげる。
そして、こんな設計書を書くなら日本で開発した方がいいという声が出てくる。
ここでこの記事のタイトルの「擦り合わせ」を調べてみると、こういうものが出てきた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060224/113645/
「擦り合わせ型」の対比として「組み合わせ型」という言葉が書かれている。
ここで思うのは、開発側は「組み合わせ型」をイメージしていて、設計側が「擦り合わせ型」をイメージしていたとして、両者がそれに気づかずにプロジェクトを進めてしまっているのではないのかと?
次回は、ユニクロはどのようにSPA(製造小売業)を展開しているのかを考察してみたい。
開発を外部に委託するときに設計書を開発側に発行する。
発行された設計書はどんなに完璧に作ったと思っても問題が存在する。
その問題を取り除くのは開発側である。
作る側の立場で設計書を見て初めて穴が見えてきて、
仕様説明会やQA票のやり取り、会議を通して穴を擦り合わせて潰していく。
言い換えれば、設計書の最後の仕上げを行っているのは開発側である。
これは私自身が過去に、設計側で仕事をしていて強く思ったことである。
設計書を発行した後に設計の問題が発覚するので、
設計書を数回に分けて開発側に発行する場合、設計側は大忙しとなる
なぜなら設計の問題に対する大量のQA票の処理と次回発行予定の設計作業を同時にこなさなくてはならなくなる。だいたいはこういう場合、QA票が後回しになり、さらに忙しくなってくるとこれぐらいの内容は、
QAを寄越さないで開発側で考えてくれと言ってします。
日本の優秀なソフトハウスは設計側がこのような態度でもなんとかしてしまう。
仕様の擦り合わせに止まらず、進め方の擦り合わせまで行うのである。
オフショア開発にこのようなやり方を持ち込むといい教訓を得ることができる。
この例で言えば、「一体、何を質問して何を質問しなくてはならないのか?」
このあいまいなところに境界を引くのは難しい。
とにかく質問を減らせという設計側の指示なのだから質問を減らす。
よって、問題があるまま開発が行われ、設計側にリリースした後に問題が噴出する。
設計側は問題があるならこちら側に報告してもらって解決して開発してもらわないと困ると激怒する。
これは極端な例かも知れないが、少なからずこういう面があり、ここで、
トップダウン的な文化圏とボトムアップ的な文化圏の違いを学ぶのである。
また、言語的な問題もあると思う。
外国語で書かれた設計書の問題を的確に見つけてそれを質問という形で設計側にお伺いすることができるのか?
私たちが英語の設計書を見て積極的に質問できるか。たぶん難しいと思う。
よって、質問票を介して設計書の問題を潰すやり方は機能せずに、
問題があるまま開発が行われ、設計側にリリースした後に問題が噴出する。
このような問題を経験すると設計側は設計書の強化を次のプロジェクトで行う。
それは一見正しいように思える。
果たしてそうだろうか。それはなにやら部分最適化的な問題解決に思える。
極端な例では、まるでプログラムのような設計書ができあげる。
そして、こんな設計書を書くなら日本で開発した方がいいという声が出てくる。
ここでこの記事のタイトルの「擦り合わせ」を調べてみると、こういうものが出てきた。
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/WORD/20060224/113645/
「擦り合わせ型」の対比として「組み合わせ型」という言葉が書かれている。
ここで思うのは、開発側は「組み合わせ型」をイメージしていて、設計側が「擦り合わせ型」をイメージしていたとして、両者がそれに気づかずにプロジェクトを進めてしまっているのではないのかと?
次回は、ユニクロはどのようにSPA(製造小売業)を展開しているのかを考察してみたい。











